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| 北米スポーツ.com 2007年2月の NHL ニュース |
2月27日
カナックス、プレーオフ圏外のブルーズ相手に完敗。
昨日チームに加入したばかりのSmolinskiとSopelが出場し、新戦力としての期待が高まったこの試合だが、カナックスのプレー・システムに慣れるのにもう少し時間が必要なようだ。
いきなり初戦で大活躍と言うわけには、さすがにいかなかった。
常に超満員のアリーナでプレーし慣れているカナックス選手にとって、客席の半分ほどしか埋まっていないセントルイスでのアウェイ・ゲームでは今ひとつ士気が高まらないのか、この試合は全体的に精彩に欠く内容となった。
結局バンクーバーはD.Sedinの1点にとどまり、プレーオフ圏外のブルーズ相手に1対3と完敗した。
特筆すべきことは何もなく、淡々と負けたと言う印象だけが残った。
このあとホームゲームを3試合控えているカナックス、そこでトレード後の本当のチーム力が問われることになる。
この日は、今季のトレード締切日。
最終日を迎え、大型トレードが立て続けに成立した。
まず、元カナックスのスーパー・スター、Todd Bertuzziがウェスタン・カンファレンスに戻り、パンサーズからレッドウィングスへトレード。
そして、オイラーズの人気選手、Ryan Smythがアイランダーズに移籍、エドモントン・ファンを大いに失望させた。
さらに、ブルーズのベテランBill Guerinがシャークスにトレード。
これで各チーム、プレーオフに向け準備が整った感がする、本当の戦いはこれからだ。
2月26日
カナックス、沈黙を破ってトレードに着手。
今季のトレード最終締切日となる2月27日を目前に、ついにカナックスが動いた。
獲得したのは、ブラックホークスのセンターBryan Smolinskiだ。
どのセンターもカナックス・キャプテンM.Naslundの能力を十分に生かしきれないまま、シーズン終盤を迎えたわけだが、ようやくNaslundとプレーの相性が良さそうなセンターがやってきた。
さらに、相性だけでなく実績も十分。
Smolinskiは今季これまで14ゴール23アシストと37ポイントを挙げている。
これは、D.Sedin、H.Sedin、M.Naslund、B.Morrisonに次ぎ、チーム5位となる攻撃力だ。
なお、交換条件は、2007年ドラフトの2巡目指名権となっている。
そして、カナックス・ファンなら誰もが泣いて喜んだ、B.Sopelのバンクーバー復帰!
あの、スラップショットの名手が再びカナックスの味方になるのだ。
これで、カナックスのディフェンス陣は、M.Ohlund、S.Salo、K.Bieksa、W.Mitchellの主要メンバーに加え、さらに一枚厚みを増すことになる。
ちなみにSopelとの交換条件は、2007もしくは2008年ドラフトの2巡目と4巡目指名権となっている。
サラリーキャップ制度の下、この2人の新加入によりカナックスはM.Chouinardをウェーバーに掛けることになった。
沈黙を続けていたカナックスが、スタンレーカップに向けいよいよ補強に着手したのだが、この一見地味に見える補強は、かなり効果的だと思われる。
B.Smolinskiの新加入によりキャプテンM.Naslundがよりいきいきプレーできれば、そして攻撃力を備えたディフェンスB.Sopelが得点に絡めば、まさに鬼に金棒となる。
新メンバー合流後の最初の試合となるブルーズ戦に、是非注目したい。
2月25日
カナックス、延長戦の末スターズに惜敗。
この試合、内容から言って1ポイント獲れただけでもよしとすべきだろう。
バンクーバーは安易なペナルティーが多く、再三ダラスにパワープレーの得点チャンスを献上。
ペナルティー数は、カナックスが7に対しスターズが1つのみ。
シュート数に至っては、カナックスが18に対し、スターズが倍の36と全く比較にならない。
バンクーバーは結局Sedin兄弟のアシストでT.Pyattが挙げた1点のみ。
延長4分17秒、ダラスのJ.Lehtinenにゴールを許し試合終了。
NHL屈指のゴーリーLuongoをしてでも、この試合はものにできなかった。
ゴーリーを除くすべてにおいて、スターズに軍配が上がる試合内容。
結局Luongoの34セーブは報われず、1対2でカナックスの延長負け。
この内容で、ポイント1を獲得できたことをむしろ素直に評価したい。
2月22日
カナックス、カンファレンス最下位のキングズ相手に苦戦。
今季のカナックスに、楽勝と呼べる試合が何度あっただろうか?
ほんとに片手で余るほどしか無いような気がする。
今季NHLはサラリーキャップ制度を導入し、各チームの実力は接近していると言われる。
この日も例に漏れず、カンファレンス最下位のキングズ相手に楽な試合ではなかった。
この日のカナックスは、8ペナルティーと言う数字でもわかるとおり、キングズ相手に集中力に欠く大味な試合を展開。
それでもリーグ一のペナルティー・キリング成功率を誇るカナックスは、キングズの8度のパワー・プレーを1点のみに封じ込んだ。
この試合でも、守護神Luongoが勝利を拾ったと言っても過言ではないだろう。
第3ピリオド2対2の同点、残り4分でゴール右まで切り込んだM.Naslundのバックパスを、ディフェンスの若大将K.Bieksaがスラップショット。
今季10ゴール目となるK.Bieksaの豪快なショットで3対2と試合をリード、バンクーバーがそのまま逃げ切った。
内容の悪い試合でも勝利を拾えるところが現在のカナックスの強さであり、そこにつけ込み確実に勝利できないキングズの弱さも同時に露呈した試合だった。
2月20日
カナックスは、この日敵地でダックスと対戦、2番手ゴーリーでおいしい勝利を挙げた!
カナックスの守護神といえばLuongoなのだが、この日先発マスクを被ったのは、今季5試合目の出場となるD.Sabourin。
現在ウェスタン・カンファレンスで2位につける強豪ダックス相手にカナックスが2番手ゴーリーを投入したことから、誰もがこの試合はエース・ゴーリーLuongoに休養を取らせるためのいわば捨てゲームと考えたはず。
ところが、NHL初勝利に燃えるSabourinは要所で好セーブを見せ、チームがそれに応えた。
第3ピリオド終了時点で2対2の同点。
延長2分19秒、カナックスのS.Saloがスラップショットを試みるも、パックは無常にもゴール右を通過。
ところがゴール後ろのボードに当たり跳ね返ったパックが、ゴール前にポジショニングをとっていたD.Sedinの前にリバウンド。
D.Sedinは難なくネットに押し込み試合終了。
最終スコア3対2でカナックスが強豪ダックスを降し、D.SabourinがうれしいNHL初勝利を挙げた。
2月18日
カナックス、同地区内でプレーオフ出場を争うアバランチ相手に1点差で逃げ切る!
ご存知のとおり、ノースウェスト地区はNHL内でも屈指の激戦区。
アバランチ相手のこの試合でも、カナックスにとって勝ち点2を挙げるのは容易ではなかった。
T.Linden、B.Morrison、M.Cookeのベテランラインが好調ぶりを発揮するも、プレーオフ出場ボーダーラインをポイントで下回るアバランチも必死の反撃。
第2ピリオド終了時点でゲームは3対3の同点。
第3ピリオド、アバランチのディフェンスK.Kleeが手痛いゴール前クリアミス。
結果的に敵にパスする形となり、カナックスH.Sedinがイージーゴールを決めた。
このプレーで緊張の糸が切れたのか、安易にパワープレーをバンクーバーに献上。
カナックスは、このアドバンテージを手堅くモノにし、M.Naslundからのハードパスを敢えてワンタイマーのリスクを冒さず、B.Morrisonが一呼吸置いて狙いを定めネットに沈めた。
この後もアバランチはI.Laperriereのゴールで必死に追いすがるも、Luongoの好セーブで同点ゴールを挙げるまでに至らず時間切れ。
最終スコア4対5でカナックスが接戦を制した。
最近、バンクーバー守護神R.Luongoが好セーブを見せると本拠地GMプレイスのカナックスファンから「ルーイング」の嵐が沸き起こる。
この試合でも、幾度となく響き渡ったのがやはりこの「ル〜!」。
バンクーバーの勝因は、この「ル〜!」をおいて他にない。
2月16日
カナックス、格下のブラックホークス相手にまたしても苦戦、シュートアウトで2対1の辛勝。
今季のカナックスには、どうも気前が良過ぎる面がある。
強敵相手には常に実力をフルに発揮し善戦もしくは勝利するのだが、勝率5割を割るような格下チームにどういうわけかいとも簡単に負けてしまう。
安定感に欠けると言ってしまえばそれまでなのだが、苦労して強豪相手に1勝を挙げた後、あっさり地区最下位チームなどに1敗を喫すると、先の1勝の意味が吹き飛んでしまう。
今季カナックスファンは、そんな煮え切らない思いを幾度と無くしてきたはずだ。
試合展開からして、またしてもこのパターンかと誰もが思ったに違いない。
第2ピリオド終了時点でスコアは0対0、仮に最終ピリオドでホークスに1点許せば、先日ワイルド戦で挙げた値千金の1勝が水の泡となる。
そして試合は予想通り、カナックス守護神Luongoがゴール右を固めセーブした直後、ワイド・オープンになっているゴール左に振られたパックをP.Sharpが難なく合わせスコア。
またしても格下相手に敗戦、そんな嫌な予感が頭をよぎったのだが、第3ピリオド中盤カナックスの特攻隊長M.Cookeがロングショットをネットに突き刺し、待望の同点ゴール。
試合はその後5分間の延長を迎え、カナックスはホークスのパワープレイでも得点を許さず、同点のまま延長戦を逃げ切った。
シュートアウトでは、シカゴM.Havlat、M.St.Pierreが立て続けに外し、バンクーバーのT.Linden、B.Morrisonがともにスコアし勝利を決した。
決勝ゴールを挙げたB.Morrisonは、お決まりの歓喜のポーズ、「万歳旋回」を見せてくれた。
今後、スケジュール的に苦しくなるカナックス、この試合ほっと胸を撫で下ろす1勝となった。
2月15日
ナッシュビル・プレデターズがスタンレー・カップの優勝候補筆頭に!
この日、超大型トレードが成立。
NHLで人気、実力ともにトップクラスのフライヤーズP.Forsbergが、大方の予想を裏切りプレデターズにトレードされた。
会見で不満な表情をあらわにしたForsbergだが、この大物選手を獲得したのがスモールマーケットのナッシュビルだった事に、メディアは一様に驚きを隠せない。
常に移転のうわさが絶えなかったナッシュビルだが、チームの核となる選手を獲得したことで、NHLフランチャイズを本気で地域に根付かせようとするチーム側の意図がはっきりした。
目下レギュラー・シーズン独走状態のプレデターズだが、今回のトレードは完全にスタンレー・カップ獲得を前提とした補強と言える。
一方、フライヤーズ側は交換要員として、ウィングのS.Upshall、ディフェンスのR.Parent、さらに2007年ドラフト1巡目と3巡目の指名権を得ており、このトレードを将来に向けてのチーム再建の足がかりと捉えているようだ。
この大型トレード成立で、各チームの最終補強に一気に拍車がかかりそうだ。
2月14日
カナックス、ノースウェスト地区で地区優勝とプレーオフ進出を争うワイルド相手に、劇的な勝利。
この日カナックスは、アウェイで同地区内ライバル対決となるミネソタ・ワイルドと対戦。
「レッツ・ゴー・ワイルド」コールが何度もアリーナにこだまする、プレーオフさながらのハイテンション・ゲームとなった。
カナックスは、M.NaslundとD.Sedinの主軸がスコア、この試合一度もリードを許さなかった。
一方、ワイルドもすかさずタイ・ゴールと一進一退の試合展開。
結局、レギュラー・タイムで勝利を決するに至らず、2対2のまま5分間の延長に突入。
延長戦、残り40秒でM.Cookeが絶妙のスルー・パス、それを受けたS.Saloがバックハンドであたかもオフェンス選手のようにそつなく決めた。
Saloの延長決勝ゴールは今季3度目、この選手がオフェンスに絡んだ時、バンクーバーの得点力は倍増する。
事実、カナックスで最もシュートスピードが速いのが、このSalo選手だ。
パワー・プレイで常に破壊力抜群のスラップ・ショットを見せファンを魅了するS.Salo、シーズン終盤に向けますます期待がかかる。
2月12日
大型トレード成立、フェニックスのスコア・リーダー、L.Nagyがダラスにトレード。
今季のトレード最終締切日となる2月27日を前に、大型トレードが成立。
8ゴール33アシストとリーグ23位、コヨーテズで最もポイントを挙げていた副キャプテンL.Nagy(レフト・ウィング)が、この日ダラスにトレードされた。
ダラスは現在パシフィック地区3位だが、首位までわずか4ポイント。
これでプレーオフ進出のみならず、スタンレーカップまでを視野に入れた選手補強に成功したことになる。
なお、コヨーテズへの交換要員は、M.Tjarnquistと2007年ドラフトの一巡目指名権となっている。
2010年バンクーバー冬季オリンピックへカウントダウン。
2010年バンクーバー冬季オリンピックまでちょうど3年となるこの日、バンクーバー・ダウンタウンの中心に位置するバンクーバー・アート・ギャラリー前で、巨大なカウントダウン・クロックの除幕式が執り行われた。
ちなみに、この高さ6メートルのクロックはオメガ製とのこと、いったい誰が警備するのだろうかと余計な心配をしてしまう。
2月10日
カナックス、ホームで手強いスラッシャーズ相手に辛勝。
カナックスは27セーブのR.Luongo中心にディフェンス面で相変わらず手堅い試合運びを見せた。
また、オフェンスでもM.Naslund、B.Morrisonといった主軸がスコア、シーズン終盤に向けて好材料となった。
この試合、特筆すべきはバンクーバー監督アレン・ヴィーニョの絶妙の選手起用だ。
アレンは、NHL再出場を「夢のようだ」と語っていたマイナー・リーグから昇格直後のBrandon ReidとBrad Moranを大胆にも第3ラインに起用。
そして、その第3ラインのライン・メイトにキャプテンM.Naslundを使命。
そう、現在好調を維持しているキャプテンを何と第3ラインに持ってきたのだ。
つまり、キャプテンはNHL若葉マークを指導する教官に指名されたわけだが、これがズバリ的中。
この第3ラインでM.Naslundが1ゴール、B.Moranが1アシストと勝利に大きく貢献した。
印象に残ったのは、やはり破壊力抜群のスラッシャーズ・オフェンス。
リーグを代表するスナイパー、アトランタのM.HossaとI.Kovalchukは、やはり凄い。
スケーティングの早さに加え、常にネットを狙う貪欲さは、他チームのどのラインと比べてもトップレベル。
アトランタがシーズンを通して好調なのもうなずける。
1対3から2マン・アドバンテージで1点許したものの、ゲーム終盤に見せたI.Kovalchukを中心とする、スラッシャーズの畳み掛けるような6人攻撃を必死の思いで封じ込めたカナックスが、最終スコアを2対3とし辛うじて逃げ切った。
この日の全ゲーム終了時点で、ノースウェスト地区のカナックス、フレームズ、ワイルドが同ポイント(66)で並び、地区優勝争いは大混戦の様相を呈している。
2月7日
安定感に欠くカナックス、ブラックホークス相手にまさかの完封負け。
連戦の疲れからか、はたまた相手が同地区内ではない緊張の緩みからか、この試合カナックスに大きなミスが続出。
ゲーム前半は、明らかにカナックスが押し気味。
パック・ハンドリングにおいても、またシュート数においてもシカゴを圧倒。
しかし、大事な場面で手痛いミスを犯してしまった。
戦犯は、今季成長著しいディフェンスの若手エース、K.Bieksaだ。
まず、この日K.Bieksaとディフェンス・ラインを組んだベテランW.Mitchellがクリアミス。
シカゴはこのクリアミスから、パックをブルー・ライン内にキープし攻撃を畳み掛ける。
バンクーバー・ゴーリーR.Luongoは、身を挺してのセーブでネット前に伏したままとなる。
そしてシカゴのA. Aucoinが放った弱めのショットをK.Bieksaがスティックに当てはしたものの、クリアしきれずそのままネットへチップ・イン。
この不運な自殺点が、結局0対0の均衡を破った。
この後もカナックスは精彩に欠き、M.Havlatのエンプティー・ゴールが決まりスコアを3対0とし試合終了。
シカゴのゴーリーP.Lalimeは、この試合34セーブ、自身通算34度目となる完封勝利を挙げた。
何一つ収穫のないこの試合、一部ファンからはブーイングも聞かれた。
同地区内での激しいバトルを制したかと思えば、キングズ、ジャケッツ、ホークスといった格下チームにあっけなく敗北と、地力がついたことは認めるがどうも試合内容が安定しない。
プレーオフに向け、またひとつ不安材料を露呈してしまった。
2月6日
アウェイで同地区オイラーズと対戦したカナックスは、危なげない試合運びで5対2と快勝。
3日のフレームズ戦での敗戦がよっぽど効いたのだろう、この試合カナックス各選手のパックに対する貪欲さはオイラーズを凌駕。
前半に2マン・アドバンテージとなるパワー・プレーが2度あったが、それぞれ確実に得点。
その後もリードを広げながら、終始危なげない試合運びで完勝。
特にD.Sedinは、3ゴール2アシストの計5ポイントを挙げハットトリック。
そして双子の兄のH.Sedinも劣らず、4アシストをマーク。
兄弟合わせて、何と9ポイントの大活躍を見せ、チームの勝利に大きく貢献した。
さらに、バンクーバー・キャプテンM.NaslundとT.Pyattも好調を維持、それぞれゴールを決めている。
好守の両輪が噛み合ったこの試合、カナックスは格の違いを見せつけ、本当に地力をつけてきたなと言う印象を見るものに与えてくれた。
しかし、プレーオフに向けての課題は、やはり精神的なタフネスさとなるはず。
シーズン終盤に向け、比較的おとなしいカナックス選手の中から、精神面の支柱となるような選手が出てきてくれればいいのだが。
この大役、M.CookeかW.Mitchellあたりに期待したいものだ。
2月3日
カナックス、アウェイでフレームズと対戦、3対4で痛い逆転負けを喫す。
この試合、カナックス守護神Luongoの首元にパックが直撃するアクシデントがあり、負傷退場も危ぶまれたが大事に至らなかった。
そのままゴールを守り続けたLuongoだが、彼のゴールテンディング能力をしても、今のフレームズの勢いを止めることは出来なかった。
第1ピリオド終了時点で、2-0とリードしたバンクーバーだが、その後のカルガリーの猛追を振り切れず、最終スコアは3-4。
プレーオフばりの緊張感のなか行われたこの試合を一言で総括すれば、気合負けと言える。
ディフェンス時の執拗なチェックや体を張ってのパック・コントロールなど、フレームズの勝利に対する執念がカナックスを上回っていた。
事実、試合後のインタビューでカナックス監督アレン・ヴィーニョが、「ハード・ワークさで、相手が優っていた」とコメントしている。
カナックスのホッケーは確かにスマートなのだが、迫力に欠けることは否めない。
このままプレーオフに出場できたとしても、この点の克服なしではとても勝ち進んではいけない。
もっとタフなカナックスになるためにも、この逆転負けがいい薬になってくれればよいのだが。
2月2日
昨シーズンのNHLスタンレーカップ・チャンピオン、カロライナ・ハリケーンズが、この日ホワイトハウスに招待されブッシュ大統領に優勝を報告した。
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ハリケーンズは、昨季開幕当初32チーム中28位と大きく出遅れた。
大統領は自身の低迷する支持率に照らし合わせてか、「期待度の低くかった皆さんがこの場にいることを嬉しく思う」と感想を述べ、場内より笑いを誘った。
緊張気味の選手の表情とは裏腹に、大統領のコメントから場内笑いが絶えず、優勝報告会は終始和やかな雰囲気で行われた。
2月2日
福藤、キングズ傘下のECHLレディング・ロイヤルズ(3軍相当)に降格。
同日、ロサンゼルス・キングズのGM(ジェネラル・マネージャー)D.Lombardiが、右手指骨折がほぼ完治したM.Garonを故障者リストから復帰させ、合わせて福藤をECHLに降格させることを発表。
日本人初NHLプレイヤー福藤に、一端終止符が打たれることになった。
これまで、キングズの度重なるレギュラー陣ゴーリー負傷から、棚ボタ的に舞い込んできたNHLでの出場機会だったが、歴然とした実力差があったことは否定できない。
この経験を今後に生かし、まずはAHL(2軍相当)レベルで実績を残して欲しいものだ。
なお、これまでの福藤のNHLプレイヤーとしての記録は、以下の通りとなっている。
4試合に出場、戦績は0勝3敗0分。
ゴール・アゲインスト・アベレージ(平均失点)は4.38点。
セーブ・パーセンテージ(セーブ率)は.837(8割3分7厘)。
次回は、実力でAHLそしてNHL行きの切符を勝ち取ってもらいたいものだ。
引き続き福藤の健闘を祈る。
2月1日
カナックス、ホームにオイラーズを迎え3対5と快勝。
この試合、同地区内の対戦とあって両チームとも気合十分、終始激しいヒットが見られた。
ディフェンス面では両チームともに完璧なペナルティー・キリングを見せ、両チーム合わせて13回ものパワープレイもお互い得点できず、まったくの互角。
このゲームに限って言えば、勝敗を決したのはLuongoのゴールテンディングというよりむしろ、カナックスの全員ホッケーだろう。
カナックスはOhlund、H.Sedin、Chouinard、Naslund、Bulisがそれぞれゴール、チーム全員がヒーローとも言える試合内容だった。
守備範囲の広さとパック際のしつこさで定評があるディフェンスの要、W.Mitchellの復帰も大きな勝因と言える。
M.Chouinardのブレークアウト・ゴールも見事だったが、圧巻は何といってもバンクーバー・キャプテンM.Naslundの芸術的なゴール前ディーキ、そしてキレのあるバックハンド・シュート。
ここ数試合スランプ気味だったが、この試合1ゴール1アシスト、ようやくNaslund本来のホッケーを取り戻したように見える。
後半必死に食い下がるオイラーズだが、カナックスBulisのエンプティーネット・ゴールが試合を決し、最終スコアは3対5。
カナックスは、同地区首位に返り咲き、3日(土)のフレームズとの頂上決戦に備える。
キングズは、西地区で最下位を争うブラックホークス相手に延長の末3対2で敗れ、最近10試合の成績を1勝8敗1分とした。
なお、注目の福藤はベンチ入りはしたものの、この日も出場機会は無く、ベテランBurkeがフル出場した。
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