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| 北米スポーツ.com 2008年1月の NHL ニュース |
1月29日
カナックス、オールスター後の初戦飾れず、4対3黒星発信。
ホームで迎えたスターズ戦、カナックスはM.Turco、M.Modanoスターズの誇る両ベテランの前に撃沈した。
ここバンクーバーのカナックス人気は過熱の一途、ファンに支えられカナックスはこの日、200試合連続全席完売記録を達成した。
試合の方は、守護神R.Luongoに代わり(妊娠中の婦人の為、自宅休養中)先発マスクを被った控えのC.Sanfordだが、9セーブ3失点と最悪の出来。
第2ピリオド、パワープレーから3点目を献上したところでベンチは見切りをつけ、前日にAHLオールスター戦に出場したもののLuongo欠場のため急きょ傘下のマニトバ・ムースから昇格ベンチ入りさせていたDrew MacIntyreを投入。

MacIntyreは、10セーブ1失点と評判どおり手堅い守りを見せるも、ゲーム前半に許したリードが大きく圧し掛かり最後10分の猛攻も時既に遅し。
結局4対3と最後まで追いつくことは無かった。

ダラスのスター選手、Mike Modanoが1ゴール1アシスト、ゴーリーMarty Turcoが29セーブ3失点と、両ベテランの活躍が光った試合だった。
これでカナックスは、西地区プレーオフ出場8チーム枠中、現在7位。
いよいよ黄信号が点ってきた。
1月27日
前日の「スーパー・スキル・コンテスト」につづき、メインイベントにあたるオールスター戦が同じくジョージア州アトランタで開催。
新鋭バンドThe Hivesのヒット曲「Tick Tick Boom」の演奏に合わせ選手紹介が始まると、開場の興奮は一気に高まった。
試合の方は、ノー・ヒット、ノー・ディフェンスのオールスター戦にしては、最後まで余談を許さない近年まれに見る緊迫した展開となり、最終ピリオド残り21秒E.Staalの絶妙のセンタリングにM.Savardが合わせ、イーストが7対8でウェストを振り切った。

最優秀選手MVPには、この試合ハットトリックを決めたブルージャケッツ(ウェスト)のR.Nashを抑え、決勝アシストを含む1アシスト2ゴールのハリケーンズ(イースト)E.Staalが選ばれた。
今年のオールスター戦、ホッケーの新興都市アトランタ開催にしては予想外の大成功と言えよう。
1月26日
この日、オールスター戦の前哨戦とも言えるイベント、「スーパー・スキル・コンテスト」がジョージア州アトランタで開催された。
個人的には毎年、明日に控えたノー・ヒット、ノー・ディフェンスのオールスター戦よりもこちらのイベントに注目しているのだが、今年新たに追加された競技はまさに大当たり。
その競技とは、「ブレイクアウェイ・チャレンジ」と呼ばれるもので「ブレイクアウェイ」になった状況を想定し、得点のみならずシュートに至るまでの独創的なパック運びの妙技がジャッジの採点で競われるもの。
わかりやすく言えば、NBAの「スラムダンク・コンテスト」のNHL版と言ったところだろうか。
圧巻は何といってもワシントン・キャピタルズの若きエースA.Obvechkin。
空中にパックを浮かし、一回転しながら、腰の高さでパックをシュートすると言った、超離れ業を披露するものの、残念ながら最後は空振りに終わった。
それでもジャッジの評価は高く、最高得点でこの競技の初代チャンピオンとなった。
その他の競技種目で特筆すべきは、「ファーステスト(最速)スケーター」部門でオイラーズのS.Horcoffが、シューティングの正確さを競う「シューティング・アキュラシー」では、メイプルリーフスのT.Kaberieがそれぞれ優勝。
そしてこの日最も注目を集めた「ハーデスト(最速)シュート」コンテストでは、下馬評どおりブルーインズのキャプテン、NHLの誇る大巨人Z.Charaが時速103.1マイル(時速165.9キロ)を記録し、堂々の一位に輝いた。
アトランタでのファン・サポートは予想以上に熱く、ファンにとってNHLを十分満喫できる見応えのあるイベントとなった。
1月23日
ここ4試合白星から遠ざかっているカナックス、ホームでのブルーズ戦で薄氷を踏む思いの2対3シュート・アウト勝利。
得点力不足が指摘されて久しいカナックスだが、この試合での2得点はいずれもディフェンスのM.Ohlundによるパワープレー・ゴールと言うのが何とも情けない。

シュートアウトでは、カナックス4人目のD.Sedinがリストショットを決め、4試合ぶりにようやく勝利をおさめた。
1月21日
カナックス、大事な同地区対決ホームでのワイルド戦で、4対2とまたもや黒星。
現在チーム状態が最悪のカナックス、この試合でもワイルドの誇るスナイパーP.Bouchard、M.Koivu相手に全く歯が立たず完敗。

得点チャンスはあるものの相変わらず決定力に欠くカナックスは、最近7試合で6敗目を喫した。
1月19日
カナックス、ホームで格下キングズに4対3と惜敗。

この試合、Sedin兄弟やM.Naslundと言ったカナックスの主要プレーヤーがことごとく不発、守ってもR.Luongoが20セーブ4失点と振るわず格下キングズ相手にまさかの黒星。
カナックスは前監督Marc Crawfordが率いるキングズにはどうも分が悪い、まるで手の内を見透かされてるようだ。
1月18日
NHLの顔、シドニー・キッズことペンギンズのシドニー・クロズビーが、ライトニング戦でゴール前パックの奪い合いから転倒、そのままボードに激突。

このアクシデントにより、クロズビーは足首を捻挫し、余儀なくオールスター欠場を強いられた。
年に1度のホッケーの祭典オールスター戦、リーグにとって何よりも手痛い損失となったことは言うまでも無い。
1月17日
カナックス、アウェイで強豪レッドウィングスと対戦、シュートアウトの末2対3で惜敗。
この試合、NHL1000試合目の出場となったカナックスのキャプテンM.Naslundが節目の試合で活躍。
第2ピリオド、H.Sedinのスピンノラマ・パスを受けたキャプテンM.Naslundが同じくスピンノラマ・シュートを決め、華麗に同点に追いついたものの、最終ピリオド追加点を挙げられずゲームは延長へ。


延長戦ではエース・ゴーリーR.Luongoがクリア・ミスから誤ってパックを場外にはじき出し、ディレイ・オブ・ゲームのペナルティー。
しかし、カナックスは3対4のパワー・プレー絶体絶命のピンチを必死の思いで凌ぐ。
シュート・アウトではレッドウィングス好調H.Zetterbergにバックハンド・ゴールを許し、これが結局決勝ゴールとなった。
相手が相手だけに善戦と言えなくも無いが、言葉を失うほどの悔しい悔しい1敗(ポイント上は引き分け負け)となった。
1月15日
カナックス、敵地でのブルージャケッツ戦で2対3の黒星。
この試合、顔面おもに口のあたりに25針を縫う負傷で欠場していたT.Pyattが、ケージつきのヘルメットでゲームに復帰。
K.Beechがカナックス加入後初ゴールを決めるも、エース・ゴーリーR.Luongoが18セーブ3失点と振るわず、結局1点差に泣いた。

M.Ohlund、K.Bieksaを欠くカナックスのディフェンス陣だが、ペナルティー・キリングが全く機能せず、第1ピリオドにブルージャケッツに許したパワー・プレーによる2ゴールが大きく試合を左右した。
ノースウェスト地区では大混戦が続くだけに、カナックスにとって手痛い黒星となった。
1月13日
カナックス、アウェイでのブルーズ戦で4対3、シュート・アウトの末白星。
同地区ライバルのワイルド、フレームズが目下絶好調、一方、カナックスは2連敗中。
易々と首位の座を引き渡すわけにはいかないカナックスにとって、このシュート・アウトによる1勝は大きな意味を持った。

昨年の第1ラインが復活、T.Pyattが加わりSedin兄弟に生気が戻ったのか、第1ピリオドD.Sedin、H.Sedinが立て続けにスコア。
しかし、その好調T.Pyattに顔面パック直撃の予期せぬアクシデントが発生。
T.Pyattの負傷退場により、急きょSedin兄弟とラインを組んだM.Naslundが第2ピリオド追加点を挙げるも、最終ピリオドには同点とされる嫌な展開。
結局、試合は延長でも決着つかずシュート・アウトへ。
これまでシュート・アウトを苦手としてきたカナックスだが、ようやくそのスペシャリストを発見したようだ。
前回のシュート・アウトに引き続き、カナックスが抜擢したのは何とディフェンスのA.Edler。
そのA.Edlerのリストショットがファイブ・ホールを潜り抜け、カナックスが勝利を決した。
守護神R.Luongoはブルーズ3選手すべてのシュートをきっちりブロック、今季シュートアウトによる3つ目の勝利を獲得した。
なお、激戦ノースウェスト地区はワイルド、カナックス双方が一歩も譲らず、54ポイントで並んでいる。
1月11日
カナックス、ホームでコヨーテズを迎え4対3まさかの黒星。
カナックスにとって連戦の2戦目となったこのゲーム、予想通り先発マスクは控えのC.Sanfordが被った。
コヨーテズはショット数でカナックスを38対20と圧倒、結局これがそのまま得点差となった。

カナックスは久々にSedin兄弟とラインを組んだT.Pyattの2ゴールに加え、R.Keslerのショートハンド・ゴールと、勢いに乗る2選手がスコアしているにもかかわらず、要所でコヨーテズに追加点を許し、結局最後まで追いつけないまま手痛い連敗を喫した。
これで、ノースウェスト地区はワイルド、カナックス、フレームズの3チームが52ポイントで並び、大混戦の様相を呈している。
1月10日
カナックス、敵地での強豪シャークス戦で1対3と惨敗。
M.Ohlundを脳震盪の後遺症で欠きいっそう小粒となっているカナックスのディフェンス陣だが、西地区の雄シャークスのでかくて速いフォワードを抑えきれず黒星。

西カンファレンスを代表するゴーリー対決もシャークス守護神Evgeni Nabokovの20セーブ1失点に軍配。
シーズン後半はプレーオフを想定し強豪チームとどう戦うかに注目しているのだが、サイズに優るシャークスの壁は文字通り大きかった。

同日、ワシントン・キャピタルズのA.OvechkinがNHL史上最高額となる13年1億2400万ドルという破格の契約を結んだことを発表。
アイランダーズがR.DiPietroと15年契約を交わしたのに見てとれるよう、最近の傾向としてチームは将来のチーム構想に必要不可欠な、いわゆる「フランチャイズ選手」と目されるプレーヤーとは長期契約を結ぶケースが目立っているのだが、NHLのアメリカでの復権に先立ち、サラリーの方は既に他の4大スポーツに並ぶメジャー級になりつつあるようだ。
1月9日
ファン投票によりオールスター戦での先発マスクを被る予定となっていたカナックスのR.Luongoが、この日出場辞退を表明。
妊娠中の妻のためにオールスター期間中をフロリダの自宅で過ごすとのこと。
リーグ側もLuongoの下した家庭優先の決断を快く承諾した模様。
1月8日
カナックス、ホームで5年ぶりにアイランダーズを迎え、シュート・アウトの末2対3で勝利。
戦い慣れない相手だからだろうか、この試合すべてがどうもぎこちない。
試合開始早々、カナックスのシューティング練習かと思われるような猛攻も、なかなか得点に結びつかない。
第1ピリオド、キャプテンM.Naslundが自身のスランプを打開する先制点、そして第3ピリオドにはD.Sedinの追加点と、試合内容からすればカナックスが断然圧倒しているのだが、アイランダーズのNHLの試合ではめったに見られないような珍ゴールが続き、結局レギュラー・タイム終了時点で2対2の同点。
カナックスの得点力の無さが原因なのか、あるいはアイランダーズのエース・ゴーリーR.DiPietroが単に良かったのか、いずれにせよ43セーブ2失点という数字は尋常ではない。


結局、試合はシュート・アウトまでもつれ、事前に選ばれた各チーム3選手ずつが試みるも、1対1で決着つかず。
6人目のカナックス選手として送り出された意外にもディフェンスのA.Edlerのスナップ・ショットがネットに突き刺さり、その裏、アイランダーズ6人目T.Hunterがバック・ハンドをミス、カナックスはシュート・アウトを1対2とし、ようやく試合を決した。
カナックスは試合間隔が開いている間にフレームズに奪われた、ノースウェスト地区首位の座を再び取り戻した。
この日、デトロイト・レッドウィングスの超ベテランChris Cheliosが、NHL歴代2位の最年長プレーヤーとなった(もちろん、現役では最年長)。
C.Cheliosは、この日のアバランチ戦で45歳と348日を迎え、1940年代から50年代に活躍したMoe Robertsの45歳と347日を抜き、歴代2位となった。
なお、歴代1位の「ミスター・ホッケー」ことGordie Howeの残した記録は、はるかかなた52歳と6日となっている。
早いもので、いよいよオールスター戦が近づいてきた。
同日、ファン投票によりオールスター戦先発に選ばれた各チーム6選手が発表された。
残念ながらリーグをリードするNHLきってのスナイパー、スラッシャーズのIlya Kovalchuk(イリヤ・コバルチャック)とキャピタルズのAlex Ovechkin(アレックス・オベチュキン)は、惜しくもスターターから外れている。
なお、各地区の先発選手は以下の通り。
イースタン・カンファレンス(東地区)
シドニー・クロズビー(フォワード)
ビンセント・ラカバリエー(フォワード)
ダニエル・アルフレッドソン(フォワード)
アンドレイ・マルコフ(ディフェンス)
ズデーノ・チャラ(ディフェンス)
マーティン・ブロデュア(ゴーリー)
ウェスタン・カンファレンス(西地区)
ヘンリク・ゼタバーグ(フォワード)
パベル・ダツー(フォワード)
ジェローム・イギンラ(フォワード)
二クラス・リドストロム(ディフェンス)
ディオン・ファヌフ(ディフェンス)
ロベルト・ルオンゴ(ゴーリー)
先発選手それぞれのハイライト・ビデオは、こちらをご覧下さい。
1月3日
カナックス、2008年を白星発進、ホームでレンジャーズを0対3と零封。
近年リーグが地区対決偏重スケジュールを組んでいるため、レンジャーズがバンクーバーでプレーするのは2002年11月以来初めて。
リーグを代表する強豪チームとの久々の対戦とあって、序盤から激しい肉弾戦となった。

カナックスは第2ピリオド、今季ブレーク気味のR.Keslerが怪我から復帰後初ゴールを挙げ、第3ピリオドには好調D.SedinとルーキーJ.Jaffrayの自身NHL2ゴール目で得点を重ねた。
守っては、エース・ゴーリーR.Luongoが28セーブ無失点とレンジャーズをシャット・アウト。
オフェンス力に劣る今季のカナックスだが、この試合に限っては29対16とシュート数でも相手チームを圧倒、試合後カナックス指揮官A.Vigneaultの表情から笑みが絶えなかった事は言うまでも無い。
結局、カナックスは強豪レンジャーズ相手に0対3の完封勝利で、新年好スタートを切った。
なお、カナックスはライバル、フレームズの猛追に屈せず、依然ノースウェスト地区首位を堅持している。
1月1日
2008年、NHLは「ウィンター・クラシック」で華々しくスタート。
リーグとしては2度目、アメリカでは初開催となるNHL屋外試合「ウィンター・クラシック」が元日ニューヨーク州バッファロー、ラルフ・ウィルソン・スタジアムで行われ71217人の観衆を魅了した。
奇しくもこの試合の先発ゴーリーは、両選手とも屋外試合経験者。
セイバーズ先発ゴーリーのMillerは、大学生時代の2001年、NCAAによるミシガン大対ミシガン州立大のライバル校対決、いわゆる「コールド・ウォー」で、そしてペンギンズのスターターConklinは、2003年NHLが初開催した「ヘリテイジ・クラシック」でそれぞれマスクを被っている。

試合は、時折大粒の雪が降る悪天候の中、ファンも選手もヒート・アップ。
1対1のまま延長、そしてシュート・アウトへともつれた。
シュート・アウトもさらに接戦となり、バッファロー3人目の刺客M.Afinogenovがバック・ハンドを外し、ピッツバーグの若きキャプテンS.Crosbyのリスト・ショットがファイブ・ホールを潜り抜け、歴史的な試合に終止符を打った。
結局、最終スコア2対1でペンギンズがセイバーズを下している。
なお、動画ダイジェストとフォト・ギャラリーつきの特集記事は、こちらをご覧下さい。
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