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| 北米スポーツ.com 2007年3月の NHL ニュース |
3月31日
カナックス、プレーオフ前哨戦フレームズ相手に惜敗。
この日GMプレイスではプレーオフ恒例の白いタオルが配られ、さらにフレームズが対戦相手とあって、さながらプレーオフ・モードに突入。
しかし試合は大方の予想に反して、第2ピリオド終了時点で3対0とフレームズが一方的にリード。
最終ピリオドに入ってカナックスの若大将B.Morrisonがスコアし、18630人のファンで埋め尽くされたGMプレイスにようやく火が点いた。
畳み掛けるようにカナックスM.Naslundがキャプテンの意地で、ゴール前のこぼれパックを無理矢理ネットに押し込むも、時既に遅し。
その後もカナックスに再三スコア・チャンスが見られたが、フレームズ守護神M.Kiprusoffの厚い壁に阻まれ、結局タイ・ゲームにまでは持ち込めず時間切れ。
最終スコア3対2でカナックスがフレームズに惜敗した。
R.Luongoがいかに優れたゴールテンダーでも、ディフェンスのエース2人を欠くカナックスは、終始後手に回る試合展開。
特に合計33分ものパワー・プレーでバンクーバーが挙げた得点は1点のみ。
この場面でスラップ・ショットが打てるS.SaloかM.Ohlundがオフェンスに絡んでさえいたら、と思う場面も多々あった。
今は両選手の一日も早い復帰を望むのみだ。
3月29日
カナックス、キングズ相手に敵地で快勝。
カナックスはこの日、敵地ロサンゼルスでキングズと対戦し4対2と快勝。
この試合、特筆すべきは第2ピリオドに挙げたカナックスの3点目。
H.SedinがD.Sedinにバックパス、それを受けゴール後方からT.Pyattにバックパス、さらにそのバックパスを受けたT.Pyattがディフェンスを潜り抜けるようにバンクハンド・シュートでゴールと、3連続バンクハンドの美技で追加点を挙げた。
バンクーバーはこの試合でシーズン47勝目を挙げ、勝ち数でチーム新記録を達成。
名将P.Quinnが率いた92−93年シーズンのチーム最多記録を塗り替え、ポイント数でも大台の100を突破。
プレーオフに一段と弾みをつけた。
さらにうれしいことにこの日、スラップショットの達人S.Saloが今年夏に取得可能だったFA権を放棄し、カナックスと4年契約を更新。
トレードで放出されない限りは、得点力を秘めたディフェンスの要として、今後4年間バンクーバーでプレーすることとなった。
個人的にお気に入りの選手なだけに、このニュースは格別にうれしい。
3月27日
カナックス、アバランチに完封勝利でプレーオフ出場権を獲得!
スラップショットの達人、カナックスのS.Saloが股関節負傷からの復帰第一戦でいきなりスコア。
この日のカナックス・ディフェンスは手堅くW.MitchellのJ.Sakic封じが奏功。
守護神R.Luongoも34セーブで失点0と完璧な出来、プレーオフ最終スポットを狙うアバランチを零封した。
バンクーバーは、さらにエンプティー・ゴールで2点を追加し、最終スコア3対0でコロラドを一蹴した。
カナックスは、この完封勝利で2004年以来初となるプレーオフ出場を決め、ノースウェスト地区の首位も死守。
西カンファレンスでフレームズとプレーオフ最終スポットを争うアバランチは、この敗戦で7ポイント差となり、プレーオフ出場がほぼ絶望的となった。
3月25日
カナックス、同地区対決アバランチ戦でシュートアウトの末逆転負け!
西地区プレーオフの最終スポットをフレームズと争うアバランチが、カナックス相手に5対4と逆転勝ち。
カナックスは第2ピリオド終盤まで2対4とリードするも、守りきれず4対4に追いつかれたまま延長戦へ。
延長戦でも両チーム一歩も譲らず、試合はその後シュートアウトへともつれた。
アバランチのゴーリーJ.Theodoreが、カナックスの精鋭3選手の放つシュートをことごとくセーブ。
シュートアウトで1対0、最終スコアを5対4としてアバランチが接戦を制した。
アバランチの方が勝利への執念で優り、試合後のインタビューではバンクーバーのアレン・ヴィーニョ監督がおかんむり。
確かにこんなツメの甘さではプレーオフは勝ち抜けないと感じるほど、カナックス・ファンにとって歯切れの悪い試合内容だった。
3月21日
カナックス、西地区頂上決戦プレデターズ相手に完封勝利!
西カンファレンスの頂上決戦とも言えるこの試合、カナックスが強敵プレデターズを0対2で零封。
プレデターズは日本のファンにも人気のPaul KariyaやPeter Forsburgを擁し、攻撃力はリーグ屈指。
そのプレデターズを完封するほど、カナックス守護神R.Luongoのゴールテンディングは完璧だった。
なお、この完封勝利でR.Luongoは勝ち星を43とし、2位のM.Brodeurを1勝差で抑えリーグトップに躍り出ている。
一方攻撃面で特筆すべきは、バンクーバーのラインの厚みだ。
この日も得点を挙げたのはJ.BulisとT.Santala、第3ラインや第4ラインからでもスコアできるのが最近の好調カナックスの強みとなっている。
西カンファレンスの強豪レッドウィングスそしてプレデターズを立て続けに降したカナックス、プレーオフを前に心配なのは選手の怪我のみ。
このメンバーでこれ以上望めないくらい、チーム力は向上している。
本当にプレーオフが楽しみになってきた。
3月19日
カナックス、プレーオフ圏外のオイラーズ相手に1点差勝利。
カナックスはこの試合もオイラーズに先手を許すものの、好調ベテランのT.Lindenが好機を逃さず1対1のタイ・ゴール。
第2ピリオドさらにH.SedinのアシストでD.Sedinが追加点、またしても双子の兄弟で決勝ゴールを挙げた。
この日もディフェンスの主要選手、S.SaloとW.Mitchellの両輪を欠きながらも、カナックスは手堅い試合運び。
なかでも守護神Luongoは安定した実力を発揮、36セーブ1失点とほぼ完璧なゴールテンディングを見せた。
このあとバンクーバーは21日、注目のディビジョン首位同士対決となるナッシュビル戦を控えている。
プレーオフでどこまで勝ち上がれるか、この試合が試金石になることは言うまでも無い。
3月17日
カナックス、西地区の強豪レッドウィングス相手に快勝。
カナックスはウィングスに先手を許すものの、新加入B.Smolinskiのラップアラウンド・ゴールで1対1のタイ・ゲームに。
第2ピリオドには、ディフェンスの伏兵L.Krajicekが得点し、1点リード。
さらに、ショート・ハンドにもかかわらずアグレッシブなペナルティー・キリングから2オン1になったところで、B.MorrisinがM.Cookeのアシストを受けスコア。
最終ピリオドにはカナックスの影のキャプテン、ベテランT.Lindenがエンプティーネットにパックを沈め1対4と試合を決した。
デトロイトの得点は、第1ピリオドの2マン・アドバンテージであげたP.Datsyukによる一点のみ。
カナックスのディフェンスが圧倒的に優った、完勝とも言える試合内容だった。
カナックスはこれでカップ・コンテンダーの仲間入りをしたような気がする。
この試合を振り返るにつれ、いちファンとしてではなく客観的に見て、バンクーバーがスタンレーカップ優勝候補に挙げられることに異論は無いものと確信する。
嬉しいことに、バンクーバーは最高のチーム状態で4月からのプレーオフを迎えることになりそうだが、やはり怖いのは怪我。
守護神Luongoに怪我の無いことをひたすら祈るのみだ。
3月15日
カナックス、ブルーズに延長勝ち。
カナックスは、この日もリードを守りきれない試合展開。
第3ピリオド中盤で0対2とリード、このまま逃げ切れると確信していたのだが、直後にブルーズが立て続けに2ゴール。
あっという間に試合は、2対2のタイ・ゲームに。
流れは完全にブルーズ側に向いていたのだが、それを打ち破ったのが我らが特攻隊長M.Cookeだ。
最終ピリオド終盤、アグレッシブなプレーで定評のカナックスM.Cookeが、ネット後方でパックを処理する相手ゴーリーにインターフェアレンス・ペナルティーすれすれの接触。
この勢い余っての接触で、ブルーズのゴーリーが転倒。
これをラフ・プレーと判断したブルーズE.Brewerがグローブを外し、M.Cookeに襲い掛かる。
カナックスM.Cookeもこれに応戦したのだが、審判のジャッジは通常のけんか両成敗ではなく、E.Brewerのみにメジャー・ペナルティーを科した。
この判定にブルーズ指揮官Andy Murrayは怒りをあらわにするも、後の祭り。
4分間のペナルティーは延長戦に持ち越され、3人対4人でスタートする延長戦はブルーズにとって致命的となった。
このアドバンテージを活かし、カナックスH.Sedinがゴール右で余裕を持ってのパック・コントロール。
相手ディフェンスをじらしながら、そしてディーキを繰り返しながらディフェンスの動きを伺うH.Sedin。
次の瞬間、ゴール左前方にディフェンスをかわしフリーとなったD.Sedinに電光石火のパス。
D.Sedinがワンタイマーでパックをネットに運び、試合終了。
最終スコア2対3でカナックスが延長戦の末ブルーズを降し、ノースウェスト首位の座を堅持した。
シーズンMVP候補とも言われるカナックス守護神Luongoはこの日40勝目を挙げ、現在最多勝争いでリーグ2位につけている。
3月13日
同日付けで、ペンギンズは本拠地をピッツバーグにとどめることを発表。
ペンギンズとピッツバーグ市は2億9千万ドルのニュー・アリーナ建設で合意に達し、チームを他都市に移転する必要がなくなった。
なお、ニュー・アリーナは、09−10年のシーズン前に完成予定となっているが、それ以降にずれ込む可能性も示唆している。
ペンギンズはこの決定によりニュー・アリーナ完成までは、リーグ最古(築46年)の老朽化の著しいメロン・アリーナで引き続きプレーすることになった。
決定に先立ち、マリオ・レミューを含むペンギンズ・オーナー側は、カンザス・シティーやラス・ベガスなど積極的に移転先を視察してきた。
振り返れば、この視察もピッツバーグ市からより好条件の提示を引き出すためのビジネス・ストラテジーと言えなくもない。
どうやらマリオはホッケー選手としてのみならず、ビジネスマンとしてもMVPクラスのようだ。
3月13日
カナックス、同地区ライバルのワイルド相手に延長負け。
カナックスは、この日今季苦手としているワイルドと対戦。
レギュラー・タイムを2対2で終え、またしても延長戦へ突入。
延長戦残り36秒で、ワイルドのB.Burnsがゴール前のこぼれパックを押し込み、ゲーム・オーバー。
カナックスは3対2でワイルド相手に延長負けを喫し、1ポイントのみを獲得。
ノースウェスト地区、首位の座を死守した。
カナックスは、この試合ディフェンスの要の一人W.Mitchellを怪我で欠き、J.BulisとM.Cookeが第1ピリオドに挙げた2点を守りきれなかった。
同地区内の対決だけに手痛い引き分け負けとなったのだが、ディフェンスの切り札を1枚欠きながらもポイント1を獲得し、地区首位にとどまっただけ良しとすべきだろう。
3月11日
カナックス、ダックスに敗れ、連勝は5でストップ。
この試合もプレーオフ前哨戦と目されていたのだが、両チーム合わせて31ペナルティー(カナックス16、ダックス15)と大荒れのゲーム展開となった。
カナックスは第1ピリオドにA.Burrowsがスコア、そして第2ピリオドにB.Sopelがカナックス移籍後初ゴールを決めたものの、この2得点のみ。
一方ダックスは、今シーズン完全復活を遂げ絶好調のベテランT.Selanneが2パワープレー・ゴールを決めるなど、ペナルティーが多いながらもゲームを完全に掌握。
ダックスが最終スコア2対4でカナックスを降し、カナックスの連勝は5で止まった。
この試合は、プレーオフで対戦した場合を想定して是非とも勝っておきたかったのだが、カナックスは終始リードを許し、結局ダックスに軍配が上がった。
3月9日
カナックス、プレーオフ前哨戦シャークス相手に辛勝、目下5連勝中!
この試合、プレーオフの前哨戦との前評判どおり、かなりテンションの高い好ゲームとなった。
最終ピリオド、T.PyattがD.Sedinからのパスを受けシュート、ゴール右にこぼれたリバウンドを厳しい角度から押し込み、カナックスが先制点を挙げた。
一方、シャークスもキャプテンP.MarleauがJ.Thorntonからのホット・ライン・パスを受け、技ありのパワープレー・ゴール、すかさず同点に追いつく。
試合は、1対1で延長戦へ。
延長3分30秒、K.Bieksaからの長いスルーパスがブレーク・アウェイに、ゴーリーとの1対1の形になりH.Sedinがシュート、リバウンドを自らネットに沈めゲーム・オーバー。
最終スコア2対1で、カナックスがシャークスを延長戦の末降し、連勝を5とした。
3月8日
カナックス、2番手ゴーリーで敵地でのコヨーテズ戦に快勝!
この試合、連戦に備えエース・ゴーリーLuongoを温存したカナックス。
今季6試合目の出場となる控えのゴーリーSabourinが、26セーブ、失点2でNHL通算2勝目を挙げた。
攻撃面では、目下絶好調のJeff Cowanがこの日もスコア、最近4試合で6得点と勢いが止まらない。
キャプテンM.Naslundも好調を維持、今季22ゴール目をゲットしている。
試合は、4対2とカナックスの快勝。
バンクーバーは、Luongoを休ませての価値ある2ポイントを加え、ノースウェスト首位を堅持している。
3月6日
カナックス、東カンファレンスの強豪ライトニング相手に快勝!
この試合、大方の予想に反してディフェンス・チームとみなされがちなカナックスの方が、オフェンスでライトニングを圧勝。
リーグ屈指の破壊力を持つ、V.LecavalierとM.St.Louisを擁するタンパベイをほぼ完璧に封じ込んだ。
カナックスは、B.Smolinskiが移籍後初ゴール。
また、J.Cowanがこの試合でも2ゴールを挙げ、ここ3試合で5得点と好調ぶりを発揮。
何といっても、この試合のハイライトはカナックスの5点目。
J.Bulisがゴール前まで持ち込み、直前でスピンを決めた後、すかさず好調J.Cowanにバック・パス。
J.Cowanは、見事にワン・タイマーで合わせ、パックがネットに突き刺さった。
これでカナックスは、イースタン・カンファレンスのチーム相手に8勝1敗と、相性のよさを証明。
新加入選手を含め、プレーオフに向けチーム力が上向いている事が実感できる、会心の試合内容だった。
結局、最終スコア1対5で、カナックスがライトニングを降した。
3月4日
カナックス、同地区対決ワイルド相手にシュートアウトの末勝利!
日頃の罪滅ぼしではないのだが、本当に久しぶりに家族を連れて観戦したのが、このワイルド対カナックス戦。
プレーオフ・スポット、そして地区優勝を争う同じノースウェスト同士の対戦とあって、プレーオフ並みのハイ・テンション・ゲームが予想されたのだが、パックコントロール・ミスやパス・ミスが頻繁に目に付く、どちらかと言えば雑な試合展開となった。
カナックス・サイドで言えば、ディフェンスの若大将K.Bieksaと双子のスコアリング・マシーンのD.Sedin、H.Sedinに、いまひとつキレが感じられなかった。
一方、その穴を埋める働きをしたのが、S.SaloとW.Michellのカナックス・ディフェンスが誇るスラップショット軍団。
そして、ゴール前で巧みにチップ・インを決めたJ.Cowanだ。
最終ピリオド、必死に食い下がるミネソタは残り5分でK.Johnssonが同点ゴール。
その瞬間、GMプレイスに大きなため息が漏れた。
3対3のまま、延長戦に突入するもバンクーバーは無理な攻撃を避け、シュート・アウトに持ち込む作戦がありありと見えた。
後は、すべてを守護神R.Luongoに託す構えだ。
これが功を奏し、シュートアウト6人目まで試合はもつれたが、レギュラー・タイムでいいところのなかったD.Sedinが見事なゴール前ディーキでスコア。
そして、R.Luongoがワイルド6人目の刺客P.Bouchardの放つパックを辛うじてグラブに当て好セーブ、この瞬間勝敗が決した。
結局最終スコア3対4で、バンクーバーは意義ある2ポイントを挙げた。
6人目までもつれたシュート・アウトを見つめるファンは全員総立ち、おかげで声がつぶれてしまった。
こうして家族孝行は無事大成功に終わり、エキサイティングな休日に幕を閉じた。
3月1日
カナックス、コヨーテズ相手に1点差勝利。
格下チームとの対戦とは言え、この試合も楽には勝たせてくれなかった。
第2ピリオド終了時点で、J.Cowanのカナックスでの初ゴールと、好調D.Sedinのゴールで2対2の同点。
最終ピリオド、先手を打ったのはコヨーテズだった。
S.Doanのゴールで一端はリードを許したカナックスだが、すかさずD.Sedinのこの試合2得点目で同点に追いつく。
そして残り4分、バンクーバーのキャプテンM.Naslundが、ゴール右横から難しい角度でゴーリーとポストのわずかな隙間にパックを押し込み、値千金の決勝点を挙げた。
最終スコア3対4で、カナックスがまたしても一点差試合をものにし、ノースウェスト地区の首位を守った。
カナックスは、このあと同地区内ライバルのワイルドをホームに迎える。
アイランダーズに移籍するR.Smythが、オイラーズ・ファンとエドモントンに向け、涙のサヨナラ会見。
そして、アイランダーズ・デビューをはたした。
チーム事情とは言え、オイラーズ・ファンの気持ちを察すると言葉を失ってしまう。
チームを立て直すには痛みを伴うことはわかる。
しかし、本当にR.Smythを放出する必要があったのだろうか?
今季スター選手をことごとく失ったカナックス・ファンには、今のオイラーズ・ファンの気持ちが痛いほどわかる。
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