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北米スポーツ.com 2005年11月の NHL ニュース

11月30日

ジョー・ソーントン 30日、NHLに大激震が走った。

最近、CCMのテレビ用コマーシャルにも抜擢され、リーグの顔ともいえるNHLのスタープレーヤーJoe Thornton が、ボストン・ブルーインズからサンノゼ・シャークスにトレードされた。

トレード直後の電話インタービューで本人も「ショッキング」という形容を使っており、26歳でこれから最盛期を迎えるフランチャイズ・プレーヤー(チームを代表する選手のこと)をボストンが放出したことに対し、各メディアから一斉に疑問が投げかけられている。

今回ボストンとサンノゼ間で成立した1対3の大型トレードの詳細は、以下のとおりだ。

サンノゼ・シャークス獲得選手:
Joe Thornton(センター)年棒666万ドル

ボストン・ブルーインズ獲得選手:
Marco Sturm(レフト・ウィング)年棒200万ドル
Brad Stuart(ディフェンス)年棒190万ドル
Wayne Primeau(センター)年棒110万ドル


11月26日

Hockey Night in CANADA 速報。

ライバル対決、トロント・メイプルリーフスが宿敵モントリオール・カナディアンズにオーバータイムの末3対4で競り勝った。

カーティス・ジョセフ グレツキー監督

ここへ来て守護神「クー・ジョー」ことCurtis Joseph を中心に、ウェイン・グレツキー監督率いるフェニックス・コヨーテズが手堅い試合運びを見せ始めた。
この日も、ノースウェスト地区で首位を行くバンクーバー・カナックス相手に1対2と快勝。


11月23日

好調セネターズを検証する。

ホッケー王国カナダの首都、オタワ。
そのオタワにフランチャイズを置くセネターズの勢いがとまらない。
きのうも、5対3でハリケーンズを下している。
32ポイントは、今日現在レッドウィングスと並んでリーグトップだ。
アイスホッケーというスポーツでは、ゴーリーがチームの勝敗を大きく左右することは言うまでもないが、やはり好調の要因を考えると、超ベテラン「ドミネーター」ことDominik Hasekの存在が大きいと言える。

さらに、個人成績のプラス・マイナス部門に目を移すと、上位5選手全てがセネターズの選手なのだ。
いかにセネターズのオフェンス陣が爆発力を持っているかが伺える。
Jason Spezza、Daniel Alfredssonの好調ぶりはいうまでもないが、実はDany Heatleyは、NHL全選手の中でシーズン開幕以来、全試合でポイントを挙げている唯一の選手なのだ。
19試合連続ポイントで、この記録は現在も継続している。
Danyは現在15ゴール、18アシストで32ポイント。
トップ3には、入ってないもののいずれもすばらしい数字だ。

NHL一背の高い男 セネターズついでだが、NHL公式ページで
PC用壁紙が無料ダウンロードできるようだ。
ファンなら、自分のPCをセネターズ一色に模様替えしてみてはいかがだろうか?

余談になるが、Zdeno Charaは、やはりデカい。
壁紙の写真からですら、そのデカさが感じられる。
それもそのはず、NHL史上最も背の高い(2メートル6センチ)プレーヤーなのだ。

ところで、もうEAのPC用ゲーム「NHL06」は買われただろうか?
是非、対戦相手にセネターズを選んで欲しい、CharaはPCゲーム内でも笑えるほどデカいのだ。


11月21日

アイスホッケー人気復活!

残念ながらこれは、日本の話ではない。
カナダでの話で恐縮なのだが、今シーズンNHLのテレビ放送は高視聴率をキープ、さらにどのアリーナも連日満員。
ロックアウトによるフルシーズン中止というスポーツ史上最悪の事態を招いたNHLだったが、多くの予想に反してホッケー人気は完全復活したという手ごたえさえ感じる。
カナダ6チームに加え、ニューヨーク、フィラデルフィア、デトロイト、ロサンゼルスといったアメリカでも屈指のホッケーどころにフランチャイズを置くチームが好調なのも、リーグにとって追い風となっている。

ここカナダのショッピングモールではクリスマス商戦を控え、アイスホッケー用具やNHLグッズがスポーツ関連店に限らず所狭しと並んでいる。
カナダという国にとってアイスホッケーは、生活の一部だとまさに実感する。
この国ではビジネスの上でも、ホッケーの話を糸口に使うのはごく日常的なことだ。
マクドナルドでアイスホッケーのトレーディングカードが99セントで買えるなんて、他の国ではまず考えられないだろう。
こんなときに、カナダに住む幸せをふと感じる。
ホッケー馬鹿につける薬はない。

NHLニュースに戻るが、オタワ・セネターズがいよいよノースイースト首位に、また、今日発表のプレーヤー・オブ・ザ・ウィークには、トロント・メイプルリーフスのディフェンスの要Bryan McCabeと、ブルーズのゴーリーCurtis Sanfordが選出された。


11月18日

18日、電撃トレード成立。

アンハイム・マイティーダックスがチームの主力選手、Sergei Fedorovをコロンバス・ブルージャケッツに放出。
コロンバスが獲得したのは上記のスパースターに加えて、2006年ドラフト5巡目の選択権。
一方、アナハイムはフォワードのTyler Wrightと、ディフェンスのルーキーFrancois Beaucheminを獲得した。

その敏腕ぶりで知られる、ブルージャケッツGMのDoug Macleanがシーズン序盤のチームの不甲斐なさ(5勝14敗)にしびれを切らした。
Doug Macleanは、今シーズン個々のスキルを重視したスピーディーな試合展開を目指すルール改正で、Sergei Fedorovがポール・カリヤとのコンビネーションでかつて見せた輝きを、もう一度取り戻すはずだと判断している。
ブルージャケッツにとっては、このロシアン・スターの移籍、大きな効果をもたらしそうだ。


11月17日

17日、ペンギンズのMarc-Andre FleuryがAHL降格。

一度はペンギンズの正ゴーリー・ポジションをものにしたかに見えた期待の新人Marc-Andre Fleuryだったが、今シーズンこれまで1勝1敗1分けの成績で、AHL行きを言い渡された。
ベンチを暖めているよりは、実戦を通してゴーリーとしての経験を積んだほうが良いとの判断だろう。

ペンギンズ絡みでは、やはりスパー・ルーキーSidney Crosbyの動向が気になるところだが、今日現在24ポイント(9ゴール、15アシスト)はリーグ12位、チームトップとなっている。
やはり、並みのルーキーではない。

今日付けで、選手の勝負強さの指標となる、プラスマイナスを個人成績に追加した。
トップ3選手を見れば、セネターズのダイナマイト・ラインが、今シーズンどれだけ凄いかがうかがえる。
セネターズのゴーリーは、「ドミネーター」の異名をとる、老獪Dominik Hasekだ。
セネターズが、今後も各チームにとって脅威となることは言うまでもない、特にライバル視されるモントリオール、トロントにとっては要注意だ。


11月13日

T.Bertuzzi ハットトリック 11月13日、バンクーバー・カナックスがホームで強豪レッドウィングスと対戦。

ホッケーファンならT.Bertuzziのパンチ事件(アバランチのルーキーS.Mooreに背後からパンチを見舞い、出場停止処分を受ける)はご存知だと思うが、事件以来敵地では、彼がパックを持つたびにすさまじいブーイングの嵐。

チームの好調とは裏腹に、シーズン当初はこのような逆風のなか彼自身調子は低迷。

カナックスの誇るM.Naslund、B.Morrisonとの「ビッグ・ライン」は、その爆発的な得点能力もすっかり鳴りを潜めていた。

しかし、T.Bertuzziはここへきて一気に調子を上げ、この日も3ゴールでハットトリックを決めている。
3ゴールはどれも技ありのゴールで、ゴーリー不在のエンプティー・ネットへのゴールは含まれていない。
7ゴール10アシスト17ポイントは、キャプテンM.Naslundについで現在チーム2位。

なお、カナックスはこの試合1対4で快勝、猛追するフレームズに2ポイント差でノースウェスト・ディビジョン首位を堅守している。


11月11日

好調ハリケーンズの勢いがとまらない。
11日、カロライナは1−0でパンサーズに完封勝ち、チームの連勝記録を9に伸ばした。

レッドウィングスはこの日、1−3でワイルドを降し、31ポイントで早くもウェスタン・セントラル独走状態。
しかし一方では、このセントラル・ディビジョンはリーグ最弱地区との評価もある。
リーグ・スケジュール再編で、同ディビジョン内での対戦が激増した今シーズン、レッドウィングスはブラックホークス、ブルージャケット、ブルーズと今現在勢いに乗り切れない3チームの恩恵を被っているとの見方も出来る。
今月残りは、13日カナックス戦、16日フレームズ戦、17日オイラーズ戦、21日プレデターズ戦、23日アバランチ戦、26日シャークス戦、28日キングズ戦と手強い相手が控えているだけに、本当の意味での強さが問われることになる。


11月1日

「ロシアン・ロケット」ブレ 11月1日、カナックス、パンサーズ、レンジャースで活躍した、「ロシアン・ロケット」の異名をとるPavel Bureが引退を表明した。

甘いマスクで特に女性ファンに人気があったブレだが、天性のシュート能力はタレント揃いのNHLでも突出していた。

しかし、スピード感あふれるプレースタイルが仇となり、彼のNHLキャリアはその実力に反し終始怪我に泣かされた不運なものだった。

結局2003年3月右ひざを負傷して以来、一度もゲームに出場することはなかった。

12年のNHLキャリアに終止符を打った天才プレーヤーは、早速この日34歳の若さでロシア・オリンピックチームのGMに任命されている。

なお、この悲運の天才プレーヤーは、NHLで437ゴールと342アシストをその足跡として残している。


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